語学:リスニングについて
語学学習のヒントを書いていきたいと思います。
今回のポイントとしては、
「発音できないものは、聞き取れない」
ということです。
私は英語を長い間学習をしていますが、リスニングはいつも課題の一つです。
学習する上で、本当に毎回苦労しており、いままでいろいろな方法を試してきました。
例えば、
- 聞き流し
自分の学習している言語の好きなコンテンツ(ドラマや歌)を何度も見たり聴いたりする - シャドーイング
聴いた文章を声に出して追いかけ発音していくものです。 - ぶっつけ本番でネイティブと会話してみる
などです。
その中で気づいたのは、自分で発音したことがない単語は、ほとんど聞き取れないということでした。
これは、外国の方がお話している内容で聞き取れなかったところを後で聞き直して、文脈や画像のヒントからその言葉が何であるか発見したときに気付いたりすると思います。
一番間違いやすいのは、外来語や固有名詞としてカタカナで覚えているものなどは特に聞き取りが難しくなります。
英語では、Renoir
です。
単語を見ると、なんとなくルノアールだろうなとおもうので、例えばテキストでみると、特に調べることなく、そのまま進んでしまうことが多いと思います。
しかし、Googleなどの翻訳で発音を聴いてみると、「れのあーる」に聞こえます。
このようなものが、ネイティブの会話スピードで差し込まれるととたんにわからなくなってしまいます。
他にも少し調べてみると面白いかもしれません。
例えば、日本語で、「テーマ」、「ポルシェ」、「ナポリ」、「マルチ」など、
なんとなく「英語っぽく発音すれば通じるかな?」と思いきや、まったく違う発音や単語になっているものもあると思いますので、調べてみると良いかもしれません。
もし、
「私は海外に住んでいたので英語ができます。」
という方がいらしたら、試しに「マクドナルド」って言ってみてくださいと聞くと、その人が本当に英語ができるのか一つの指標にすることができます。
発音やアクセントを付ける位置が全く日本語読みと違うので、すぐに違いがわかると思います。
このようなことから、単語を覚える際は、必ず発音を確認して声にだしておぼえるのが良いと思います。
発音を確認する際は、アクセントの位置にも気をつけたほうが良いです。
アクセントが違うと、外国の方には、聞き取りにくいようです。(前後の文脈で実際は理解できるとしても)
日本語だとあまりアクセントを気にしませんが、どこを強めに発音するかだけでも
気をつけておくと、よりわかりやすい発音になると思います。
まとめますと、発音できないものは聞き取れないので、リスニング増やして、たくさん聞くというよりは、発音の練習に集中したほうが効果が高いかもしれません。