英語で電話会議。少しの準備で少し安心
海外留学経験などまったくない方にとって、英語での電話会議はとても緊張するし、不安も多いと思います。
「聞きたいことを聞けなかったらどうしよう」、「伝えたいことが伝わらなかったらどうしよう」などなど。
不安は尽きません。
こうした時、少しだけ準備するだけで、ちょっとだけ安心できるかもしれません。
例えば、
・前もって今話題の事柄について、英語でコメントを作っておく
・伝えたいことの言い回しを調べておく
・話したいポイントだけ書き出しておく
・もう全部セリフを書いて、読んでいないような感じでしゃべる
上記のようか準備をすると、少し安心できる可能性があります。
話題の事柄を英語でメモしておく
海外の方は、電話会議でも最初からすぐに本題にはいることは稀だと思います。
たいてい最初に挨拶をして、その後最近どうですか?的な話題を少し話すと思います。
2020年7月現在ですと、日本のコロナの状況はどう?などです。
ここで突然振られると、直近の状況に関する数字など、英語で言わないとと思うと結構すぐに出てきません(笑)
日本語だったらなんとなく答えられるかと思いますが、英語で喋ろうとすることに脳のリソースが割かれてなかなでてこないことってありませんか?
ということで、ざっくり日本のニュースを英語で書いてあるサイトなどで、情報や言い回しを予めメモしておくのです。
そうすれば、それをそのまま読むなり、自分なりにアレンジしていうだけで済み、それだけでスムーズに会議にはいることができるようになります。
言い回しを調べておく
伝えたいことの言い回しを調べるのもよいと思います。
例えば、「今月の売上はいくらでした。」とか、「来週の金曜日にこのタスクについてのレポートをお願いしたい」など。
正確に伝えておきたい部分だけ、きちんと文章を作っておくだけです。
それをスムーズに言えるまで何度も練習しておくのです。
そうすれば、本番の会議のときに、スムーズに話すことができますし、何度も練習しているので自信を持って発言できます。
そして、こうして苦労して発言した内容は、かなりの確率で記憶に残り、英語の上達にも繋がります。
話したいポイントを書き出す
プレゼンテーションなど、スライドを使って説明しなければならない場合、内容が多いのでなかなか言葉が出てこないということが起こりえます。その場合は、各スライド毎で「数字」や「成果」、「課題」など、話しておきたいポイントだけ、メモしておくのです。これなら途中で頭が真っ白になっても、それだけ話せばとりあえず目標は達成できます。
全部セリフを書いてしまう
これは、はじめての話題や、それこそ英語でのプレゼンテーションなどがはじめてという場合は、有効だと思います。
とにかくセリフを先に作ってしまい、それを何度か読む練習をして、当日は読んでない体の自然な言い回しを心がけつつ、実はセリフを読むということです。
カメラを使った画像つきの会議だと、相手にわかってしまいますが、音声だけであれば特に問題ないと思います。
時間が作れるのであれば、できるだけ読む練習をすることをおすすめします。
準備に使える時間など、色々なシチュエーションがあるかと思いますが、これらのことを試してみるのも良いかもしれません。