shingotjpのベースについてのブログ

外国語との付き合い方やベースにまつわることについて書いています

試奏したベースの感想 Atelier Z Beta 5

皆さん自分に合うベースを探していたり、興味があるベースがあったりしますか?

忙しくてなかなか見に行けなかったり、その楽器自体をもっと知りたいと思ったりもするかと思います。


この記事では、ベース歴30年の私が試奏したことがあるベースの簡単なレポートを書いているものです。

 

今回のベースは、Atelier Z Beta 5です。

 
このベースのポイントとしては、「とにかく弾きやすい、自分のポテンシャルを最大限活かせてかっこいいスラップの音がだせるベース」です。
 
品質の高いベースを作成されていることで評判の高いAtelier Z社の5弦ベースです。
 
1本、1本きちんと調整されてから楽器店に並んでおり、かなり弦高が低めに設定されているのに、ビビったりせず、思わず自分がうまくなったのではないかと思わせるほどめちゃめちゃ弾きやすいベースです。
 
出典:Atelier Z

f:id:shingotjp:20200718075236p:plain

Atelier Z Beta 5
日本のメーカーさんで、カスタムも請け負っているからか、個人や楽器店がオリジナルモデルをつくっているため、コントロールや、マテリアルは色々な仕様があるようです。そのため色々な種類を試してみるのがおすすめです。
 
Atelier Z社のベースというと、使っていらっしゃるプロの方も多いですが、私としてはスラップにあったベースという評価というか、印象があります。
 
とにかく気持ち良い音がでるので、スラップしながらいつまででも弾いていられる気がします。個人的には、インストでベースが前にでるようなバンドで活躍するようなベースだと思っています。ローが少しボワッとした感じに聞こえることが多いのですが、これは好みだと思います。ミッドをガンガンにあげて、特徴のある音を作っている方もいらっしゃいますね。ハイファイなサウンドを演出できるという感じです。
 
コントロールは、2ボリューム、ミッド、ロー、ハイのイコライザーで、アクティブ・パッシブ切替の仕様だったと思います。このミッドが肝で、これをいじることでかなり音のカラーを変えることができます。アクティブはパワーがあるので、かなり上げて使うという手もあるかと思います。ミッドをフルで使うといったような、サドウスキーを弾く海外ベーシストさんみたいな使い方もありかもしれません。
 
ボディはアッシュのものだったので、やはりスラップ向きなカラっとした良い音がでます。ネックは比較的平たい印象でした。5弦ですがそこまで弦間も広くなく引きやすいです。重さはめちゃめちゃ軽いとまではいきませんが、それほど重くないので、長時間の演奏でも問題ないと思います。
 
余談ですが、Atelier Zさんのストラップがとても使いやすいので、結構気に入って使っています。
 
個人的にはとても良いベースだなと思っています。スラップメインのインストバンドとかがあったら使ってみたいですね。