試奏したベースの感想 Elrick Gold series e-volution 5-string
皆さん自分に合うベースを探していたり、興味があるベースがあったりしますか?
忙しくてなかなか見に行けなかったり、その楽器自体をもっと知りたいと思ったりもするかと思います。
この記事では、ベース歴30年の私が試奏したことがあるベースの簡単なレポートを書いているものです。
今回のベースは、Elrick Gold series e-volution 5-stringです。
このベースのポイントとしては、「とにかく出音が素直でナチュラル」というものです。
特に歌ものなどでのバックでそこまで主張せず豊かな低音で支えるには良いベースだと思いました。
とにかくこちらのベースは、とても軽いです。
長時間ベースを立って弾く方にはとても良いと思います。
エルリックのベースは何本か弾いていますが、癖がなく、ある意味強い主張は少ないです。もちろんEQをガツンと上げれば主張ある音も作れますが、あまりそういうことをしたくない感じでした。
ただ、バルトリーニのJタイプピックアップとNTMB のプリアンプから、いわゆるハイエンドベースらしい音はでます。
指弾きでは輪郭のはっきりした良い音ですし、スラップでも暴れない音ですし、アクティブっぽいバチッとした音もそこまでしないのでコントロールしやすいです。
コントロールは、3バンドEQ、フロント・リアの2ボリューム、アクティブ・パッシブの切替スイッチと、ミドルの周波数を3段階で選択できるスイッチ、という構成になります。
EQは、トレブル・ミドル・ローで、ミドルの周波数は三段階で設定できます。
ミドルを少し落とせば、ドンシャリにもできますので、このミドルの部分がとても便利に使えると思います。出音の調整で、周波数を変更したりすると、いろいろな状況に対応できると思います。
ネックはどちらかというと平らな方で、テクニカル系の方には良いのかもしれないです。
こちらのモデルはフロントとリアの2ボリューム方式です。
ライブの合間などでボリュームコントロールというのであれば、少しむずかしいかもしれないです。
少しお値段はしますが、良いベースだと思いました。
Youtubeなどで検索するとたくさん出てきますので、是非音を聴いてみてください。