試奏したベースの感想 Fender American Original ‘60s Jazz Bass
皆さん自分に合うベースを探していたり、興味があるベースがあったりしますか?
忙しくてなかなか見に行けなかったり、その楽器自体をもっと知りたいと思ったりもするかと思います。
この記事では、ベース歴30年の私が試奏したことがあるベースの簡単なレポートを書いているものです。
今回のベースは、Fender American Original ‘60s Jazz Bassです。
このベースのポイントは、「ヴィンテージテイストのジャズベの音がそれほど高くない価格で手に入る」ということです。
ヴィンテージベースは、少ししか弾いたことがありませんが、ヴィンテージにしかない音のコシというか、前にでてくる気持ちのいい音がどうしてもあると思います。
その音と全く同じというわけにはいきませんが、当時と同じような構造、パーツで作成されているだけあって、きっと当時手に入れたらこういう音だったんだろうと思いたい感じになっているように思います。
コントロールはツーボリューム、ワントーンのパッシブベース。アクティブに慣れている方でも十分パワーのある音だと思います。トーンも素直に聞きますし、色々できない分、シンプルで扱いやすいです。
当然ですが、アクティブ回路がないのもあって軽いです。
こうなると、やはりどんなアンプでならすのか、どんなケーブルを使うのかなどで、かなり音が変わるようにおもいます。
60'sの他に70'sというのもあるのですが、音は全然違います。ピックアップの位置も違うようなのですが、70'sのほうが、ドンシャリ感というか、スラップでよく聞く音によった感じになるように思います。中域が少し削れたホワッとした空間を感じる音ですね。
60'sの方は、派手さはないものの、オールラウンドな感じが良いように思いました。70'sだと、なんとなくスラップメインといった感じですが、60'sのほうはどちらもいけますといった感じです。
あまり伝わってないかもしれないですが、はっきり音の違いがあるので、実際に弾いてみて好みで選ぶのがよいかなと思います。
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